渓魚・山菜・キノコ
雪代を向え渓流解禁
いまでは時間をかけなければ出会えないイワナ・ヤマメをもとめ
そしてまもなく春の山菜を採集し
秋になればキノコ取りで深山にはいる
冬になって道なき稜線を歩む
そんな生活が
ここにあった
限界集落における問題は山積してはいるが
そこには山村生活の原点がある
戦後、燃料として炭の需要が拡大
化石燃料に取って代わりその後のアウトドアブームで炭の需要は増加したが
中国産の安い炭がシェアを占め、炭焼きの仕事が復興することはなかった
一日の温度較差が大きく高原野菜にも適していたが
零細的生産では需要に追いつかず大量生産農業経営にまけ一時期のブームは終焉
人口も減りこれらの技術も伝承されることなく 限界集落という
不名誉なネイミングだけがそこに残った
それでもそこが原点には変わりない
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