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2008年12月16日

蟹工船

いわずと知れた小林多喜二の小説
発表は1929年とかなり古い
内容はともかくも「蟹工船」という題名と「プロレタリア文学」というカテガリーは有名
プロレタリアとは資本家ブルジョアに労働力を売って生計をたてるもの
出稼ぎ労働者たちの過酷な労働とそこから生まれる団結
しかし国家は彼らを助けることはなかった

そして今
派遣労働者の大量解雇、そこから生まれる一致団結
まさに「蟹工船」 ブームとなるのもうなずける
企業は大量生産のために非正規雇用者を多く使い
合理化のためには彼らを即断解雇する

そこに労働者の権利は存在しないのであろうか
「蟹工船」時代の後
生産拡大のため企業は非正規雇用者を求めるのは必至である
非正規雇用者たちは、即断解雇の仕打ちにもかかわらず
また同じ道を歩むのであろうか
そして国家は、また彼らを助けることなく終わるのであろうか




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